◎ 文型 ~ 5種類の英文 ~

●文型とは

英文はどのような文であっても、5つの種類のいずれかに分類される。


□第一文型

主語+動詞(+修飾(句))のみの文のことを示す。
例:

I walk. 「私は歩く。」[主+動]

She swims fast.「彼女は速く泳ぐ。」[主+動+副]

He went to school.「彼は学校へ行った。」[主+動+副詞句]


修飾(句)は大きく分けて以下の2種類
1) 副詞 = very / early / fast / now, yesterday, tomorrow,など(時間を表すもののほとんど) / here, there(場所を表すもの)


2) 前置詞( at / in / on / to / with / for など) + 名詞(のまとまり)
例:in Japan / to school / with my friends など


【◎先生からのワンポイントアドバイス!】
修飾(句)は文型に影響を与えないので、隠して考えてもOK!


□第二文型

主語+動詞+※補語の文のことを示す。
※主語について説明しているもの / 主語と「=」の関係を持つもの。
例:

I am Tom.「私はトムです。」[主+動+補/ I=Tom]

She is pretty.「彼女は可愛いです。」[主+動+補/ She=pretty]

John felt sad.「ジョンは悲しく感じた。」[主+動+補/ John=sad]


状態 (be動詞やremain / becomeなど)や五感( feel/ smell/ taste/ soundなど)を表す動詞は、第二文型になる傾向にある。


□第三文型

主語+動詞+※目的語の文のことを示す。
※動詞の直接的な対象となる語を示す。「~を」の部分にあたる単語のことを示す。
 
例:

I love you. 「私はあなたを愛しています。」[主+動+目/ 目的語=「あなたを~」 ]

He played tennis.「彼はテニスをしました。」[主+動+目/ 目的語=「テニスを~」


【◎先生からのワンポイントアドバイス!】

補語か目的語か迷ったら、主語と=になるかどうかをチェックしてみると判別しやすくなるよ!

□第四文型

主語+動詞+目的語①+目的語②の文のことを示し、「目的語①に、目的語②を~」という訳し方をする。動詞の後ろに名詞が2つ続くのが特徴の1つ。


例:Mary gave me a chocolate.「メアリーは私にチョコレートをくれました。」[主+動+目①(me)+目②(a chocolate) ]
 
第四文型では、主語+動詞+目的語② to / for 目的語①の書き換えが可能。

to / for の違いは、動詞の対象が(何かを届ける)相手を必要とするかどうかである。


⬜︎give, send, show, = toを取る

例:I gave a present to her.

⬜︎make, cook, buy = forを取る

例:My father made dinner for me.


□第五文型

主語+動詞+目的語+補語の文のことを示し、目的語=補語の関係を持つ。


例:

My father calls me Tommy.「私の父は私をトミーと呼ぶ。」 [主+動+目+補/ me=Tommy] 

The news made us sad.「その知らせが私たちを悲しくさせた。」[主+動+目+補/ us=sad ]


【◎先生からのワンポイントアドバイス!】
1)動詞の後ろに、役割(=補語 / 目的語)が2つ以上あれば、第四文型or第五文型になる。

2)あとは、その2つの役割が=関係を持たなければ第四文型、=関係を持てば第五文型だよ!


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1コメント

  • 1000 / 1000

  • 初めまして、名学館小牧新町校という個別指導塾の塾長です。 今は中学生でも5文系を軽くやりますが、まずは何より 国語でいう主語と述語の関係が怪し生徒がいますね。 高校英語ではここで挫折する生徒も多いことでしょう。